業界屈指の優れた製品を開発し、ブランドデザインも完璧に仕上げ、ビジネスのためのSNSアカウントも開設しました。さあ、いよいよネットショップを立ち上げる準備が整いました!
でも、焦ってはいけません。ビジネスを世界に紹介するという興奮に流されて、重要な手順を見落としてしまうことはよくあります。
たとえブランドやウェブサイトの見栄えが洗練されていても、スムーズな立ち上げを確保するためのECチェックリスト項目がいくつかあります。商品ページは検索エンジン最適化(SEO)されていますか?ブランドを宣伝するためのマーケティングプランは作成しましたか?ウェブサイトには、よくある質問(FAQ)やお問い合わせ先といった重要なページはありますか?
ビジネスを始めるにあたっては、見落としがちでありながら、顧客体験の良し悪しを左右しうるタスクをしっかりと見直しましょう。この「ECサイト運営の究極のチェックリスト」には、ストアの公開前に完了しておくべきすべてのタスクが網羅されています。
Shopifyストア立ち上げまでの20ステップ
1. ECプラットフォームを選択する
ECプラットフォームなしでは、オンラインビジネスを成功させることはできません。このプラットフォームによって、商品の表示、支払いの受け付け、注文の管理が可能になります。最初から適切なものを選べば、時間と費用を節約できます。WooCommerceのようなソリューションから後からプラットフォームを切り替える場合、ストア全体を再構築することになるからです。
適切なものを選ぶには、以下の点を考慮しましょう:
- 毎月の予算
- どの程度の技術的な作業を自分で行いたいか
- 必要な機能(在庫管理や配送ラベルなど)
- 特定の決済方法が必要かどうか
- 販売する商品の数
- ストアのデザインをカスタマイズしたいかどうか
Shopifyは、ストアビルダーがシンプルであるため、優れた選択肢です。要素をドラッグ&ドロップするだけで配置でき、コーディングやデザインの知識は一切必要ありません。セキュリティアップデートや決済処理などの詳細な作業はShopifyが代行します。また、コンテンツの作成、管理、公開が可能なコンテンツ管理システム(CMS)としても機能します。
さらに、Shopifyアプリストアから入手できるアプリと統合することで、必要なほぼすべての機能をストアに追加できます。
ECプラットフォームを決定する前に、候補となるプラットフォームの無料トライアルを試してみてください。選択したプラットフォームで、商品の管理や注文の処理がスムーズに行えるかを確認しましょう。
2. 独自ドメインを取得する
カスタムドメインを利用することで、サイトのブランド認知度を高めることができます。つまり、顧客がURLを覚えやすくなり、オンライン上でサイトを見つけやすくなるということです。
まずは、ドメイン名の検索を行い、自社名で利用可能なドメインがあるか確認しましょう。利用可能で、かつ同業界の他社がすでにその名称を商標登録していない場合は、Shopifyを通じて直接カスタムドメイン名を購入できます。
第一希望のドメイン名が利用できない場合でも、選択肢はあります。特にブランド名が一般的な単語である場合、希望するドメインを取得するのは難しいこともあります。そんな時は、創造力を発揮しましょう。
トップレベルドメイン(TLD)もいろいろ試してみましょう。TLDはURLの末尾にくるもので、一般的な例としては.co.jp、.com、.netなどがあります。ECサイトによく使われるTLDには.storeや.shopなどがありますが、ここでも創意工夫を凝らすことができます。
Shopifyの無料ドメインネームジェネレーターを使って、オンラインストアにぴったりのURLを見つけましょう。
3. ウェブホスティングプロバイダーを選択する
ウェブホスティングを利用すると、インターネット上にウェブサイトを公開できます。優れたウェブホスティングプロバイダーを選ぶことは、サイトの速度、セキュリティ、稼働率に影響を与えます。Shopifyでは、すべてのプランにホスティングが含まれているため、別途ホスティングを購入する必要はありません。
すべてのShopifyプランには以下が含まれています:
- トラフィックの急増にも余裕で対応できる無制限の帯域幅
- Fastlyが提供するグローバルコンテンツ配信ネットワーク(CDN)を基盤とした、超高速サーバー
- 顧客データを安全に保護する、PCIレベル1準拠のセキュリティ
- 即時の更新と自動アップグレード—手動でのパッチ適用やダウンタイムは不要
- プロフェッショナルな受信箱を作成するための、カスタムドメイン向け無制限のメール転送
4. バックオフィスを整える
オンラインストアの運営には、資金、商品、事務処理の管理が伴います。サイト公開前に業務プロセスをしっかりと整えておけば、配送の遅延、在庫の問題、顧客対応の遅れなどを未然に防ぐことができます。
まずは、事業用の銀行口座を別途開設し、freee会計やマネーフォワードなどの会計ソフトを導入して、基本的な帳簿付けから始めましょう。そのソフトをオンラインストアと連携させることで、収入と支出の追跡が可能になり、税務申告も格段に楽になります。
在庫管理については、在庫状況や再発注のタイミングを把握する手段が必要です。Shopifyの在庫管理システムは、基本的な追跡をリアルタイムで自動的に処理します。商品が購入されると、Shopifyは直ちに在庫数を更新します。商品が品切れになった場合、ストア上で自動的に「売り切れ」と表示されます。
💡 ヒント:注文処理やカスタマーサービスなどの業務プロセスを文書化しましょう。まずはシンプルに始めます。例えば、注文が入った際の具体的な手順を書き出してみましょう。注文内容の確認、倉庫からの商品取り出し、梱包、配送ラベルの作成、そして「発送済み」へのマークなどです。
ビジネスに本当に必要なことが分かってくるにつれて、これらのシステムを改善できます。目標は、開業初日から体系的なシステムを整え、問題の解決に追われることなく、ストアの成長に集中できるようにすることです。
5. 必要な免許や許可を取得する
販売を開始する前に、免許や保険など、必要な書類を揃えておく必要があります。
ほとんどの地域では、少なくとも開業届が必要です。また、販売する商品(食品、化粧品、アルコールなど)によっては、特定の許可が必要になる場合もあります。EC事業開始前のこれらの要件については、早めに調査しておきましょう。承認を得るまでに時間がかかる場合があります。また、事業の種類に応じて、EC専用の保険が必要かどうかを確認しましょう。
これらの分野における法的要件については、お住まいの地域の自治体ウェブサイトで検索しましょう。例えば、複数の県や国にまたがって販売を行う場合は、各地域の税務要件を理解しておく必要があります。ほとんどのECプラットフォームでは税額の計算を支援していますが、適切な許可を取得する責任は事業者にあります。
6. 資金を確保する
在庫、マーケティング、および基本的な立ち上げ費用には資金が必要になるでしょう。小規模から始めることも可能ですが、十分な資金があれば、より迅速に事業を拡大したり、在庫の一括購入による割引などの機会を活用したりすることができます。
ビジネス向けの資金調達方法には、クラウドファンディングや融資があります。ストアの目的や目標に合わせて資金を確保しましょう。
7. 請求情報を確認する
正式に運用を開始する前に、手続きを完了させましょう。Shopifyの無料トライアルが終了した場合は、ECプラットフォームで適切なプランを選択し、ストアの請求情報を設定します。これにより、ストア利用料が期日通りに支払われ、オンラインストアの機能に問題や中断が生じないようになります。
8. 税金および配送料金を設定する
販売先地域において、販売する商品に適した配送料金が設定されているか確認しましょう。価格設定戦略では実際の配送コストを十分に考慮する必要があります。そうしないと、表示されている配送料金と実際の配送コストとの差額を補填するために、利益が削られてしまう可能性があります。
税金の設定をしっかりと整えることも重要です。事業拠点や顧客の所在地によっては、売上税を徴収し、納税期間に税務署へ納付する必要がある場合があります。複数の地域で販売を行っている場合は、会計士に相談して設定を行うとよいでしょう。
9. フルフィルメントプロセスを決定する
フルフィルメントとは、商品を顧客に届ける方法を指します。
フルフィルメントには、いくつかの選択肢があります。
- 自社管理:在庫の保管、注文品の梱包、発送を自社で行う方法です。
- ドロップシッピング:サプライヤーと提携し、サプライヤーが商品を顧客に直接発送する方法です。
- サードパーティロジスティクス(3PL)プロバイダー:パートナー企業が、保管、梱包、発送を代行する方法です。
3PLパートナーを利用すれば、自社だけで対応する場合よりも迅速に注文を配送できることがよくあります。Shopify Fulfillment Network(英語のみ)は、Flexport、ShipBob、ShipMonkといった信頼できる3PLパートナーとあなたをつなぎ、これらすべてがShopify管理画面に統合されています。
システムを切り替えることなく、各パートナーの機能比較、パフォーマンスの監視、フルフィルメントの管理を行うことができます。このオプションは、事業が成長し、梱包作業ではなくビジネスの他の側面に注力したい場合に適しています。
ビジネスの成長に合わせて、フルフィルメント方法を切り替えることも可能です。多くの成功している店舗は、自社でのフルフィルメントから始め、規模が拡大するにつれて3PLに移行しています。
10. ウェブサイトの基本ページを立ち上げる
オンラインストアへの信頼は、顧客に対して「正当なビジネスを運営している」ことを示す、ウェブサイト上の重要なページにかかっています。これらは顧客が当然期待するページであり、創業者であるあなたについて知ったり、ポリシーを理解したり、連絡を取ったりするのに役立つ情報が掲載されています。
調査によると、オンラインストアがサイトマップに含めることを最も推奨されるページは以下の通りです:
コレクションページやカテゴリページ、商品説明ページなどの他のページも忘れないようにしましょう。プロモーション用ランディングページ、チェックアウトページ、ショッピングカートも再確認してください。サイトのあらゆる要素がブランドの印象や顧客体験に影響を与えるため、顧客とのあらゆる接点を綿密に検討する必要があります。
💡 ヒント:認知的負荷を軽減するために、心理デザインの原則を活用しましょう。例えば、フッターにお問い合わせ情報を配置したり、画面上部の角のいずれかにドロップダウンナビゲーションを配置するなど、顧客が期待する場所にサイトの要素を配置します。
トップページ
ホームページは通常、どのECサイトにおいても最も重要なページです。見込み客は、まず最初にこのページにアクセスするか、あるいは2番目にこのページに移動することがよくあります。ホームページを、顧客との「初デート」の場だと考えましょう。ここで素晴らしい第一印象を与え、ブランドの雰囲気を確立するチャンスなのです。
また、ホームページはサイト内の他のページへ移動するための出発点でもあります。ユーザーが店舗内を閲覧しやすいよう、明確なナビゲーションと優れたCTA(行動喚起)が重要です。トップページから、カテゴリページ、商品ページ、プロモーションページへ目立つようにリンクを配置しましょう。
お問い合わせページ
お問い合わせページは、その店舗が信頼できるものであること、店主へ直接連絡してサポートを受けられること、そしてブランドの背後には実在する人間がいることを顧客に伝える役割を果たします。このページには、電話番号、メールアドレス、SNSのリンク、実店舗の住所(該当する場合)などの連絡先情報に加え、問い合わせに対する返信にかかる目安の時間を明記しましょう。
💡 ヒント:ウェブサイトの各ページの右下隅に通常配置されている小さなアイコンを通じて、ライブチャットやAIチャットボットを提供することもできます。これにより、顧客はお問い合わせページに移動することなく、迅速に連絡を取ることができます。
Aboutページ
「About(会社概要)」ページは、見込み客があなたのブランドやミッション、そして製品を支える人々について詳しく知るためにアクセスする場所です。店舗オーナーとして、顧客がこのページを訪れる主な理由に訴えかけるために、いくつかのアプローチ方法があります。
- ストーリーを語る:買い物客は、そのビジネスが長期的に存続するかどうかを確認しようとしていることがよくあります。「About」ページは、あなたの店舗が実在し、実際の人間が運営していることを示す絶好の機会です。ストーリーを語り、ブランドの背景(スタッフ、製造プロセス、地域社会)を顧客に紹介しましょう。
- 共通の価値観でつながる:多くの買い物客は、企業のミッションや目的、そしてその企業が自分たちの価値観と共通点を持っているかどうかに興味を持っています。ブランドの目的、原則、ミッション、そして「なぜ」を共有することで、同じような理念を支持する新規顧客を獲得できるでしょう。
よくある質問(FAQ)ページ
サービス開始前には、顧客から寄せられる質問をすべて予測することは難しいかもしれません。そのため、このページは顧客対応を通じて、時間をかけて改善していくものとなります。効果的なFAQページを作成するには、競合他社のウェブサイトがどのような質問に回答しているかを確認したり、AIツールを活用してFAQを生成したりしてみましょう。
顧客からは、配送、返品ポリシー、サイズ、保証、お手入れ方法などについてよく質問が寄せられます。トピックを閲覧して関連する質問や回答を確認できる、検索機能付きのFAQページを用意することもできます。
配送・返品ポリシーページ
このページは、お客様が配送および返品プロセスにおいて具体的にどのような流れになるかを正確に理解するための重要なページです。2024年のECにおける平均返品率は16.9%であり、適切な返品ポリシーを設けることでコンバージョン率を向上させることができます。
お客様が支払うべき金額、注文処理および配送にかかる期間、関税や税金の負担者、そして返金を受けるために必要な手順について、具体的に明記しましょう。
利用規約およびプライバシーポリシーページ
利用規約ページやプライバシーポリシーページには、あなたのビジネスと顧客の権利の両方を保護するための法的情報が記載されています。これらは、ブランド側と顧客側の双方の期待事項を明示したものです。
💡 ヒント:Shopifyの無料ツールを利用して、プライバシーポリシーや利用規約ページを作成しましょう。
11. コンテンツを管理する
編集は、あらゆる執筆作業において極めて重要な工程です。サイトの文章を一語一語読み返したり、さらに良いのは、第三者にチェックを依頼して内容を再確認してもらうことです。商品説明、ホームページのコピー、ボタンの文言、フッターの情報について、正確性、スペル、文法を確認しましょう。
コピー作成において、一貫性を保つことは最も重要なポイントの一つです。MLAやAPなどの編集スタイルガイドを採用するとともに、トーンや文法、さらにはフォントや色といった視覚的な選択に至るまで、自社のブランドボイスガイドラインを定めましょう。メッセージを少しずつ改善していくことで、コンバージョン率や平均注文額の向上につながります。
技術面では、特にリンク切れや404エラー、画像の表示不具合やモバイル対応の問題がないか確認しましょう。さまざまなブラウザやモバイル端末でサイトを閲覧し、不具合が全般的なものか、特定のブラウザや端末に限定されたものかを把握します。
💡 ヒント:Shopifyストアの設定や問題のテストには、Shopifyエキスパートを活用しましょう。厳選された専門家たちが、ご自身では詳しくない分野について技術的なフィードバックを提供してくれます。
12. ECのSEOに注力する
オンラインビジネスを始めるなら、顧客が商品に関連するキーワードを検索した際に、自社のウェブサイトが検索結果に表示されるようにする必要があります。SNSが商品発見の主要な手段としてますます重要になってきていますが、検索の約80%は依然としてGoogleが占めています。
検索エンジン最適化(SEO)の戦略を活用すれば、安定的で質の高い、そして何よりも無料のトラフィックを獲得することができます。そのすべてはキーワード調査から始まります。
ECサイト向けのSEO戦略を活用して、オンラインストアの検索エンジンでの順位を上げる方法は以下の通りです。
- キーワード調査を実施しましょう。自社製品に関連する人気のある検索用語やトレンドの検索用語を見つけ出しましょう。
- キーワードの最適化を試みましょう。商品ページ、カテゴリの説明、ページの見出し、ページ本文、URL、メタタイトル、代替テキスト、アセットファイル名などに、キーワードや関連用語を盛り込みましょう。
- スキーママークアップを活用しましょう。スキーママークアップなどの特定のコードを使用することで、検索エンジンがコンテンツをより見つけやすくし、Googleでリッチスニペットなどの充実した検索結果が表示されるようになります。
- サイトマップを作成しましょう。Googleにウェブサイトのコンテンツに関する情報を提供するサイトマップを作成します。これにより、Googleがサイトをより容易にクロールし、ページを分類できるようになります。
- サイトの表示速度を最適化します。最適なホスティング会社を選び、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)に投資し、画像を圧縮してウェブサイトの読み込みを高速化しましょう。これらの対策はすべて、ウェブサイト上の顧客体験を向上させることができます。
- コンテンツマーケティングの力を活用します。ターゲットキーワードで上位表示され、読者に有益な情報を提供し、他のウェブサイトから価値の高い被リンクを獲得できるブログ記事を作成しましょう。検索結果で顧客に価値を提供することは、長期的にコンバージョン率の向上につながります。
13. ウェブサイトのすべての画像を最適化する
画像の読み込みが遅すぎると、ユーザー体験や検索エンジンでのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があります。さらに、読み込み時間が長くなると、コンバージョン率の低下につながる恐れさえあります。すべての画像(商品画像や日常写真を含む)をウェブ用に最適化し、読み込み時間を短縮して顧客満足度を向上させましょう。
オンラインストアにとって速度は重要であるため、Shopifyは画像を高速に読み込み続けるための技術的な複雑さを処理します。読み込み速度を向上させ、画像をウェブ用に最適化するために、他にも以下の対策が可能です:
- わかりやすいファイル名を使用しましょう。ファイル名を最適化することで、サイトや商品ページのSEOランキング向上に役立ちます。写真やビジネスに関連するキーワードを使用しましょう。
- 代替テキスト(altテキスト)を最適化しましょう。代替テキストは、アクセシビリティとSEOのために使用されます。これは、関連する箇所にキーワードを含めた、説明的なテキストであるべきです。
- 画像のサイズを縮小しましょう。大きくて美しい画像はホームページで強いインパクトを与えますが、解像度の質を損なわない範囲で、ファイルサイズ(ピクセル単位)を可能な限り小さくするようにしましょう。
- 画像はJPEGまたはPNG形式で保存しましょう。ほとんどのオンライン画像において、写真にはJPEG、グラフィックやアイコンにはPNGを使用するのが一般的な目安です。
- 画像のA/Bテストを実施しましょう。何が効果的で何がそうでないか、そして何よりもその理由を知りたいはずです。A/Bテストを実行して、状況に応じてどのタイプの画像が最も効果的か(例:生活シーンを写した画像と、白い背景の製品画像の比較)を確認しましょう。
💡 ヒント:Shopifyの画像サイズ変換ツールのような無料ツールを使用して、アップロード前に画像のサイズを縮小しましょう。
14. 自動送信メールを確認する
オンラインストアを立ち上げる際、すべてのEC事業者は、マーケティング計画にメールを取り入れることを検討しましょう。メールは、購入プロセスを通じて顧客に重要な情報を伝えるための有用なツールでもあります。
ビジネスにおいては、サービス開始前にカスタマイズしておきたい自動送信メールがいくつかあります。メールテンプレートを編集し、購読者リストを育成し、最終的には売上向上につながる一連のメールを作成しましょう。
Shopify Messagingを、全体的なマーケティング戦略の一環として活用し、顧客とのコミュニケーションを自動化しましょう。Shopify Messagingなどのメールマーケティングアプリ、またはShopify App Storeのサードパーティ製アプリを設定し、以下の自動送信メールをフローに追加することを検討しましょう:
- ブランド、商品、新規顧客向けプロモーションを紹介するウェルカムシリーズ
- 注文確認メール(領収書)
- カゴ落ち通知(割引コードで顧客を呼び戻す)
- 注文確認メール
- ロイヤルカスタマーの再エンゲージメントを促すプロモーションメール
- キャンペーンやセールシーズン向けのメール
15. チェックアウトプロセスを確認する
正式に営業を開始する前に、見込み顧客が実際にオンラインストアで購入を完了できることを必ず確認しましょう。世界中のECサイトにおけるオンラインショッピングカートの平均カゴ落ち率は70%です。このカゴ落ち率に対処するため、サイト公開前にチェックアウト時のエラーを特定・修正し、購入の障壁を取り除いておきましょう。
チェックアウトプロセスをテストする際は、以下の点を確認します:
- チェックアウトページに配送料が表示され、顧客が居住地域に応じた配送期間やサービスレベルのすべての選択肢を確認できること
- カート内で割引コードが適用できること(各コードをテストして正常に機能することを確認)
- 顧客がカートの内容を編集できること(商品の削除、数量の変更など)
- クレジットカード、PayPal、Google Pay、Shop Payなど、一般的な決済方法が利用可能であること
- 注文状況の追跡オプションがあること
- 質問や注文内容の変更のために、「お問い合わせ」ページに簡単にアクセスできること
- 購入時に自動メール通知が送信されること
- 言語選択機能、通貨切り替え機能、および国際配送ポリシーがすべて利用可能で正常に動作していること(自国または地域外へ配送する場合)
💡 ヒント:Shopifyペイメントを使用すると、実際の決済ゲートウェイを利用してサイト上でテスト注文を行い、すべてが正常に動作することを確認できます。モバイル端末でのチェックアウトも必ずテストしましょう。
16. 顧客への連絡手段を追加する
ECサイトに独立した「お問い合わせ」ページを設けることは重要ですが、ほとんどのページに会社の住所、電話番号、メールアドレス、さらにはライブチャットなどの連絡手段を掲載しておくことも推奨されます。多くの企業では、この情報をすべてのページの固定フッターに追加しています。
17. 販売チャネルを立ち上げる
YouTubeやTikTokといった従来とは異なる検索手段を利用して商品を見つけたり購入したりする消費者が増えるにつれ、消費者は今やブランドに対してオムニチャネル体験を期待するようになっています。小売チャネルでさえも本格的な復活を遂げており、オンライン世代であるZ世代の消費者の半数が、実店舗での買い物を好んでいるのです。
あなたのブランドに最適なSNSやマーケットプレイスの販売チャネルを選び、利用可能な連携機能をストアに追加しましょう。市場調査を行い、顧客がどこに集まっているか、またどのチャネルで最も頻繁に買い物をしているかを把握しましょう。
ECサイトに追加できるオンライン販売チャネルには、次のようなものがあります:
- eBay
- Amazon
- FacebookおよびInstagram
- Googleショッピング
- TikTok
- 「購入ボタン」および「チェックアウト」リンク
これらのチャネルはShopifyと連携しているため、プラットフォームをまたいで注文、在庫、顧客情報を簡単に管理できます
18. 便利なアプリや連携機能を導入する
Shopify App Storeには、サイトの機能を拡張できるアプリが数多くあります。まずは小規模から始め、ビジネスを効率的に運営するために不可欠なものだけを選びましょう。ビジネスのニーズが拡大すれば、いつでもアプリを追加することができます。
新規事業の場合は、マーケティング、カスタマーサポート、アップセル、コンバージョンを支援するECツールに重点を置きましょう。また、自社の業種に特化したアプリも探してみましょう。例えば、高度なサイズ表アプリはアパレル事業に最適です。
さらに、クイズアプリは、商品ラインナップが複雑または幅広いブランドにおいて、顧客が適切な選択を行えるよう支援することで、顧客体験を向上させ、返品を減らすことができます。
Shopifyアプリストアには、あらゆる規模のECビジネスに役立つツールを備えたアプリが揃っています。
💡 ヒント:予算が限られている場合でも、マーケティングから配送に至るまで、ECビジネスの業務効率化に役立つ無料のShopifyアプリが多数あります。
19. 分析とトラッキングを設定する
ECサイトの分析機能は、開業当初から設定しておくことが重要です。このデータは、訪問者や顧客に関する貴重な洞察をもたらしてくれます。分析ツールを活用すれば、ユーザーがサイト内をどのように移動しているか、どこからアクセスしているか、どこで離脱しているかを追跡できます。こうした洞察は、ビジネスの成長に合わせてサイトを改善する上で役立ちます。
ShopifyレポートはECプラットフォームに組み込まれているため、ダッシュボードから直接データを取得できます。また、GoogleアナリティクスやGoogle Search Consoleなどのツールを活用したり、よりニッチなソリューションを検討したりすることも可能です。複数のツールを組み合わせてビジネスの特定の側面を分析することもできますが、まずは基本的なEC指標を確実に追跡するようにしましょう。
💡 ヒント:Shopify App Storeには、ストアと円滑に連携するアプリが多数揃っています。分析アプリを閲覧して、ご自身に最適なものを見つけてください。
20. ローンチ前のマーケティング計画を立てる
サイトが世間に知られていなければ、ローンチしても誰も注目してくれません。情報を広める最善の方法は、ターゲットオーディエンスに合わせたローンチ前のマーケティング戦略を立てることです。
以下は、ローンチへの期待感を高めるために実施できる施策です。ECビジネスにおいてマーケティングは継続的な取り組みですが、ローンチ前の戦略はとりわけ重要です。
ローンチ前のマーケティング計画のアイデアとしては、次のようなものがあります:
- メールアドレスを収集するためのローンチ前ランディングページの作成
- 顧客の関心を維持し、最新情報を提供するために、ローンチ前後にSNSにコンテンツを投稿する
- PRの機会を確保する
- オンラインまたはオフラインでのローンチ前イベントの開催
- 先行予約の受付
- 早期登録者を対象に、パスワードでサイトにアクセスできる早期アクセスプロモーションへの招待
まとめ
Shopifyを利用すれば、初心者でも簡単にECサイトを構築できます。構築後、実際のストアの立ち上げまでには、販売チャネルやSNSアカウントの準備、ドメイン取得や不具合チェック、SEOやマーケティング戦略など、多くの準備作業が必要です。
ステップに従って立ち上げを進めることで、不安材料を減らし、スムーズに作業を進められます。また、顧客満足度が向上しやすい環境も作れます。
これからShopifyストアの開設を予定している人は、ぜひこの記事を参考に、ステップに従って立ち上げ作業を進めてみてください。
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Shopifyストア立ち上げに関するよくある質問
ECサイトを作成するには、どのような手順を踏めばよいですか?
ShopifyのようなECプラットフォームを選べば、わずか数ステップでECサイトを作成できます。まず、無料トライアルに登録し、独自ドメインを購入して、ECサイトのデザインや雰囲気をカスタマイズします。ECサイト立ち上げチェックリストを活用すれば、手順を見落とすことなく進めることができます。ECサイトチェックリストには、配送情報の設定や支払い方法の更新などの項目が含まれています。
ウェブサイトに求められる機能要件とは何ですか?
ECサイトの基本的な機能要件には、アクセシビリティ、モバイル対応、正常に機能するチェックアウトフロー、利用規約、プライバシーポリシーなどが含まれます。選ぶウェブサイトビルダーは、ユーザーフレンドリーであり、顧客が商品を簡単に見つけ、購入を完了できるものであるべきです。ECビジネスサイトにおける「あれば望ましい機能」としては、パーソナライゼーション、顧客ログイン、インタラクティブな要素、チャットボットによるサポートなどが挙げられます。
ECビジネスを立ち上げる際、最初はいくつの商品を扱うべきですか?
ECストアを立ち上げるのに必要な商品は、たった1つで十分です。多くのオンラインブランドは1つの商品から始め、後日、その商品と相性の良いアイテムを商品ラインナップに追加しています。ECサイトで複数の商品を扱う場合は、顧客が適切な商品を見つけられるよう、ナビゲーション、コレクション、カテゴリページを必ず活用しましょう。












